月間ポートフォリオ状況について記載する。
2018年5月・第1週末時点のポートフォリオ状況は、下記の通りとなった。
評価総額 : 5,329万円
前回比 : ▲191万円 (▲3.5%)
前回結果と期間中の最小・最大・最終結果、及び各含み益の変動率は下記の通りとなった。
区分 | 日付 | 投資総額 | 評価総額 | 含益総額 | 含益率 | 含益前回比 |
前回結果 | 04/06 | 2,413万円 | 5,520万円 | 3,107万円 | 128.8% | +16.3% |
期間最小 | 04/19 | 2,413万円 | 5,191万円 | 2,778万円 | 115.2% | ▲13.6% |
期間最大 | 04/10 | 2,413万円 | 5,576万円 | 3,163万円 | 131.1% | +2.3% |
今回結果 | 05/02 | 2,413万円 | 5,329万円 | 2,916万円 | 120.9% | ▲7.9% |
※含益前回比 : (各日含み益総額 – 前回含み益総額) / 前回投資総額 × 100
評価総額は前回比 ▲3.5%となり、金額では 200万円弱の減少となった。
最大を記録した4月10日は前回を上回り、含み益率が前回比 +2.3%となった。
また最小となった4月19日でも 5,191万円となり、急落後初めて全期間で 5,000万円台をキープした。
次に2月2日からの各指数の推移は、下図の通りとなった。
NYダウ、日経225、TOPIX、日経JASDAQ、東証マザーズの各指数の終値の推移である。
表示日付は日本の取引日で、NYダウはそれぞれ直前の取引日の終値。
各指数は比較のため、TOPIXは13倍、JASDAQは6倍、マザーズは19倍している。
また、表示日は適宜間引きしている。
前回最終日の4月6日以降、順調なのは日経225とTOPIXである。
NYダウが後半大きく失速したにも関わらず、2つの指数はジワジワと上昇を続けている。
・日経225 : 21,567 → 22,472 (+4.2%)
・TOPIX : 1,719 → 1,771 (+3.0%)
それに対して、小型株指数は4月17日に向けて大きく下落。 特に東証マザーズがきつい。
そしてその後の戻りも、大型株指数並みに留まっている。
・JASDAQ : 3,983 → 3,963 (▲0.5%)
・マザーズ : 1,178 → 1,147 (▲2.6%)
PFの評価総額も4月16日から大きく減り出し、19日に最小を記録している。
何故か、2つの小型株指数が17日に底を打った翌々日に最小となった。
株価指数全体を俯瞰すると、溺れかけながらも何とか藁を掴んでいる状態の如しである。
このまま陸に這い上がれるのか、はたまたもう一度沈んでしまうのか。
次に、相場急落直前からの評価総額・TOPIXの推移は、下図の通りとなった。
※TOPIX株価指数は、3倍している。 また、表示日は適宜間引きしている。
前回3月27日から反騰を開始し、増資もあり4月10日までTOPIXを大きく引き離したのだが
そこから急落し、結局またTOPIXに飲み込まれてしまった。
単純に増資分の106万円を差し引くと、TOPIXとは急落前とほぼ同率という結果である。
4月の後半は、大型株指数に大きく引き離された結果となった。
<月間(18/04/09 ~ 18/05/02)の評価総額の推移>
今月は第1週目が一番多く推移し、最高値を記録。
2週目は急落し、3週目は少し戻して推移。 4週目は最終日に2週目以降の最高値で着地。
第1週目 : 2日目の10日に最高値 5,576万円を記録。 最終13日は 5,403万円。
第2週目 : 17日は5,235万円、19日は5,191万円とみるみる減少し、最低を記録。
第3週目 : 5,200万円台前半で大きな変動なく終始推移。
第4週目 : 5,259万円 → 5,329万円で尻上がりとなり着地。
前回からの売買は、下記の通りとなった。
売り : 無し
買い : 無し
次に2017年8月からの、各月初時点の投資総額と評価総額およびTOPIXの推移は
下図の通りとなっている。
評価総額は何とか右肩上がりに見えなくもない・・・?
流石にもう苦しくなってきた。 崖っぷちに追い詰められた感が満載である。
ここで何とか踏み留まり、崖から落ちない事を祈りたい。
何も売る気はないので、全くの相場の神様頼みではあるが・・・
また、月間の各指数およびPF銘柄の変動状況は下表の通りとなった。
PF銘柄は、月間の上昇率の高い順に記載している。
黄色の網掛けは月間変動率がマイナス、ピンク色の網掛けは含み損を表している。
網掛けがないのが良い状態である。
月間の各指数は上述した通り、大型株指数の粘りに対して小型株指数が軟調な展開となった。
次に個別銘柄の状況であるが、今回は全24銘柄中、上昇12銘柄、下落12銘柄と綺麗に分かれた。
日々の結果を見ていても、上昇と下落が毎日入り交じっている様な1ヶ月であった。
かといって、19日の様な下げの日は全て揃って綺麗に下落してくれたりする訳である。
中々歯がゆい1ヶ月であった。
今月は上昇率第1位の ソーバル でも +8.6%に留まり、大きく上昇した銘柄はなかった。
ソーバルは4月11日の大引け後に22.3%増益のそつない決算を発表したが、今期は +0.4%に留まり
前日の10日に期待からか急騰した株価は、またしても大きな上髭を付けてその後は下落した。
第2位の エスティック は4月23日から株価が抜け出し、上方修正と増配発表の翌26日に決算発表で
正に相場急落直前の2月2日に付けた 5,000円手前のレベルを維持している。
ザラ場では3日連続で 5,000円台に乗せたが、大引けでは何れも維持出来ていない。
今後の 5,000円台での安定推移となる日が楽しみである。
それから、第6位の ウェルネット である。
4月27日の大引け後に発表された2018年6月期・3Q決算は純利益が前期比で ▲50.3%と中々強烈な
着地ではあったが、想定された範囲内という事でマーケットでは逆にアク抜け。
5月1日・2日で4月27日の終値 1,180円から 1,233円へと、逆に 4.5%程度上昇している。
今期もEPSを上回る50円のタコ配状態であるが、今やほとんど唯一の株価維持装置と化している。
まぁ現金はたんまりと保有しており、配当面での心配は全くしていない。
問題は来期のV字回復が出来るか、ただそれだけである。
一方のワーストでは、
・コムチュア (▲12.4%、前回 +23.8%)
・MS-Japan (▲10.8%、前回 +12.4%)
・IRJ-HD (▲ 8.7%、前回 +23.0%)
など、前回の上昇率上位銘柄で値を崩したものが目立った。
上記3銘柄は何れも長期上昇トレンドを維持しており、次回の活躍を期待したい。
そして解せないのが、ワースト1位の リログループ である。
▲12.8%とそれなりに下落しているが、その理由がわからない。
同社株式の週足チャートと、四半期決算における純利益の推移を表示したのが下記の図である。
チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY
2月5日より大きく下げ、2月8日に18年3月期の3Q決算が発表され純利益で前期比 20.6%増益と
なったが株価は上昇せず、そのまま 3,000円手前で推移していた。
しかし4月9日より下落し始め、加速して23日には 2,500円を割り込む所まで下げてしまった。
5月2日にはようやく切り返したが、この間特にネガティブなIR等は発表されていない。
この様な、株式の需給だけで下げている時は後になって振り返ると、買い時である事が多い。
来週末5月11日の決算発表を控え、週明けの株価はどの様な推移を見せるだろうか。
そして含み損銘柄は、
・相変わらず → ウェルネット (あともう少しだ)
・相変わらず → インターワークス (しかし買値が遠い)
・投資後一度も浮上せず → セントケア・ホールディング (何故なのか?)
・投資後一度も浮上せず → JACリクルートメント (買う時だけ勢いが良かった)
4月に投資した JACリクルートメント はともかく、あとの3社は常連になってしまっている。
ウェルネットは来期のV字回復、インターワークスは今期厳しそうなのでこれも来期回復。
セントケアHDは決算次第で動意付くか期待、JACリクは何も問題無いので時間が解決。
と、それぞれ期待している所である。
さて、週明けよりPF銘柄の決算発表が集中する。 特に期待の大きい銘柄を挙げると、
・ 7日:コムチュア、エムケイシステム
・ 8日:山田コンサルティンググループ
・ 9日:システナ、MS-Japan
・10日:JACリクルートメント
・11日:ジャパンマテリアル、日進工具
・14日:アイ・アールジャパンHD、ウェルビー
辺りとなる。
発表自体は7日など4銘柄もあるので、ブログへの投稿は1日当たり2社程度で考えている。
全体相場が平穏を維持し、決算結果を素直に評価するマーケットである事を願いたい。
最後の発表となる セントケア・ホールディング の決算結果を反映した5月16日には
評価総額が幾らになっているのかを、今から楽しみに待ちたい。
次回は、6月1日大引け後の結果でPF状況を纏める予定である。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00236]
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